皆さんがご存知の通り、世界的にSNSでの情報収集が当たり前になっています。
だからこそ、今を生きる企業はSNSを活用し、
情報をユーザーに届けられる力『発信力』を各企業がつけなければなりません。
その中で最も購買に対して影響を与えていると言われているのが『Instagram』です。
しかし、なんとなくInstagram運用を始めても成果が出ないのがInstagramの難しいところです。
これだけ大企業やプロが参入しているInstagramという同じ土俵で素人が成果を出すことは
非常に難易度が高く、挫折してしまう方が大半です。
そして一度諦めたが時間が経ち、またInstagramが流行していると耳にし
またなんとなく初めて成果が出ず、負のループにハマってしまうのがInstagramでよくある話です。
失敗してしまう方に何が足りないのか。
それは『運用開始前の徹底した準備』です。
戦場を知らないまま、とりあえず戦いを挑むともちろん負けます。
しかし、戦場を知り、相手を知り、自分の武器を適切に理解することで
もしかしたら対等に戦えるようになるかもしれません。
この準備を適切に行うだけでこれまでの負のループから抜け出せるヒントになるかもしれません。
こちらの記事では、 Instagramの正しい戦略の立て方を誰にでも真似できるように解説いたします。
今からInstagramを本気で始めて成果を出したいと思われている方の参考になれば非常に嬉しいです!
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【ここだけでも明確に!】あなたは何故Instagramを?
あなたはなぜInstagramをすることにしたのでしょうか?
その問に答えられない状態でInstagram運用をスタートしても失敗するケースがほとんどです。
こちらでは具体的に目的の考え方を解説いたします。
目的とミッションの明確化
まず一番最初にすべきこととして
『Instagramを活用する目的を入念に考えて明確化』しましょう。
この目的の明確化が最も最重要と言っても過言ではありません。
例えばよくある企業の目的の例として、下図のケースがよく上げられます。
Instagramを運用する上で上記の最初に立てた目的は絶対に忘れてはいけません!
なぜかといいますと、よくある失敗事例として、
売上増加のためにInstagramを始めたが新規顧客を求めるあまり、
自社の商材とは関係のない投稿まではじめ、
フォロワーは増えるが、マネタイズには結びつかないというケースは
よくあるInstagramの失敗事例です。
フォロワーが増えていくことは、もちろん大切なことですが、
最初の本質的な最終目的は売上です。
目的を起点にした運用を行うことが最重要項目です。
目的が明確になったら、次に達成するために必要なミッションを洗い出しましょう。
ミッションの考え方例を上記の目的からあげると、
各企業の状況によって変わってきますが、
上記のような目的を達成するために必要なミッションが見えてくるかと思います。
この目的とミッションをこなしていくために、
Instagramではどのような投稿・アカウントにすればいいのか、
更に戦略を深堀りして、成果に結びつける方法を考えていきましょう。
コンセプト設計
それでは設定できた目的を達成するために、Instagramのアカウントでは
ユーザーにどのような情報を届けると良いでしょうか?
Instagramでは自社の伝えたいことを一方的発信するだけでは効果が得られません。
なぜなら現代のユーザーは広告嫌いを起こしてます。
youtube広告やアプリ広告、電車広告にテレビCMなど
日常的にあまりにも多すぎる広告に非常に敏感になってます。
つまり、自社の発信したい情報がユーザーの求めている情報でない場合は
非常に高い確率でスルーされます。
そこで重要なのがアカウントのコンセプト設計です。
コンセプト設計とはこのアカウントがどのような情報・価値を発信しているかを言語化したものです。
このコンセプト設計でユーザーにとって魅力的なものを設定することで
より多くの顧客を獲得に繋がります。
コンセプト設計の方法を例を挙げて解説いたします。
上記のように目的を達成するためには
どんな課題を抱えているユーザーを集めるべきかを考え、
そのユーザーを集めるためにはどのようなコンセプトに設計すれば良いか考えましょう。
大事なのは自分の発信したい情報を発信することでなく、
ユーザーが求めている情報を突き詰めて発信し、
「誰に何をどのように役にたてられるか?」を言語化したコンセプト設計をしましょう。
Instagramでは”好きなもの探し”や”自分の悩みを解決したい”といった目的で
利用しているユーザーが多い傾向にあります。
そのためターゲットユーザーの”自分ゴト”となるコンセプト設計が
アカウント運用成功の鍵を握ります。
また、コンセプト設計ができれば、
発信内容をブラさずに一貫性を持たせられるメリットもあります。
運営者が複数いる場合の共通の目的としても活きてきます。
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あなただけの戦い方を見極める分析術
コンセプト設計の際に他のアカウントとの差別化ができていると
より成果が出やすいアカウントになります。
まずはInstagramを更新したことがある方は現在更新中のインサイトから。
これからInstagramを更新する方は競合がどのようなコンセプトで更新しているかを
じっくり見ていきましょう!
自社アカウント分析
まず成果を出すためにはどのくらいの数値が必要か見ていきましょう。
アカウントがある方は自社のリーチやwebサイトタップ数と比べながら、
まだ無い方も参考程度に数値を見ていきましょう。
まず見るべきは同じ業界のライバルになり得そうなInstagramアカウントです。
競合のアカウントが
どのような発信内容なのか、ターゲットはどのような人に設定しているのか、
どのくらいの期間でその数値を達成しているのか、世界観
平均のいいね数やコメント数などを見て
そのアカウントに対して、自分たちならどのくらいまで追いかける事ができるかなど
考えていきましょう。
また比較する際はなるべく客観的な視点で自身のアカウントを見つめ直せるとベターです。
そして次に見るべきが自社アカウントの成果です。
業界・ジャンルごとによりますが基準値は以下の通りです。
上図の数値から大きくずれている点があなたの解決すべき点になる可能性が非常に高いです。
また、フォロワーが少ないのに平均値を大きく下回るようであれば
一からアカウントを作り直したほうが良い可能性もあります。
3C分析
3C分析とは「競合」「自社」「市場」の3点から、状況をより理解するための手法です。
前項の「自社」の状況把握ができたら、「競合」自分と似たアカウントを探します。
その際見るべきアカウントは以下の2種類です。
・同じ業界のトップ
・自分とポジションが近い少し上のアカウント
まず、業界のトップから見ていきましょう。
トップのアカウントを見ることのメリットは
自社がどこまでの数値(フォロワー・エンゲージメント)を狙うことができるのか
また市場のニーズやコンセプト設計の手段などを参考にすることができます。
つまり自社の目標値をより現実的なレベルで立てることが出来るようになります。
Instagramではどうしても母数の多い業界のほうが、
大きな数字が動くため印象に残りやすいです。
そのため大きな目標を立てられる方がいますが、
この母数の違いの問題は自分たちでは解決できません。
また叶えられない目標を立てても、一向に目標に近づけず投稿の更新など運用が辛くなります。
なので、同じ業界・地域・ターゲット層の中でトップのアカウントを見て
この目標であれば達成できそうと手に届く範囲の目標を立てましょう。
次に自分とポジションが近い少し上のアカウントを見ていきましょう。
近いポジションのアカウント見ることで自分たちが今取るべき戦略がより明確になります。
多くのフォロワーを抱えているアカウントは、信頼性やファンの存在があるため
どのような投稿内容でもある程度高い数値を取ることができ、成果に結びつけることができます。
しかし、それを始めたてのアカウントが真似してしまうと、思うように行きません。
少し上の目指せるレベルのアカウントをベンチマークすることで、
自分たちと近いポジションの人がどのような戦い方をしたら、
市場に受け入れられるのかを分析していきましょう。
【成功率をグンと上げる】KGI・KPI設計
目的・ミッションと立てることができたら、
次は具体的に成果を出して追えているか判断するための基準
KGI・KPIを設定する必要があります。
KGI・KPIとは簡単に言いますと以下の通りです。
KGIとは…最終ゴール
KPIとは…KGIを達成させるための過程
つまり上図のように目的達成のために必要項目をそれぞれ分解していったものがKGIとKPIです。
目的・ミッションと違う点は具体性です。KGI・KPIはより具体的な目標にするため数値で立てましょう。
数値で立てることにより、その項目を達成したのか、未達なのか明確に判断が可能になり、
ゴールまで近づくために何が課題なのかがより明確にわかるようになります。
前項までに、行ってきた目標や分析結果を元に、具体的な達成すべきKGIとKPIを設けましょう。
再現性のある数値を設定することは大事ですが、
運用当初は大きくハズレても問題なく、運用後の分析や課題の洗い出しが重要です。
分析は定期的に行っていくことで徐々に感覚的にどのくらい投稿が伸びるかわかるようになります。
まとめ
次回は立てた戦略を元に、どのように数字を取っていくのか、投稿内容の考え方など
立てた戦略を達成させる具体的な方法をまとめます。
戦略設計はどうしても、自身の先入観が入ってしまうので自分1人で行うのは非常に難しいです。
そのため弊社としても複数人で戦略を組み上げることを推奨しています。
それでも納得いく戦略設計ができない場合はぜひご相談下さいませ。
リベルテはInstagram運用のプロ集団です。
設計や戦略建てに困りましたら、無料での相談も承っておりますので
一度下記サイトよりお気軽にご連絡くださいませ。
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